柴田花蓮の書籍紹介およびお知らせ等のブログです。既刊・新刊の紹介、スペシャルコンテンツの公開(SS掲載)など、あれやこれやが盛りだくさん。たまに呟いていることもありますが、そこは生暖かい目で見守ってください。

らんま1/2(二次創作SS) アップします

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※内輪ですみません。

先日、久しぶりに「関東ザコ連合」というチームのメンバーでtwitter上で盛り上がっていたのですが、
その際に色々ありまして、イラストにSSをつけてみようということになりました。
以前書いていた、「らんま1/2」の二次創作小説。サイトで言うところの糖度3、甘さはない通常SSです。

関ザコレッドから関ザコゴッドに進化されましたお祝でございます。
イラストは、関ザコホワイトこと、内出七海嬢です。文章は、関ザコグリーンの永野刹那(遠山夏海)です。
是非、お納めくださいませ(笑)



 学校から帰って来てずっと、あかねが部屋にこもっている。しかも机に向かって、熱心に何かを書いたり消したりしている。
 確か今日、宿題はなかったはず。テストも明日はないはずだし。そんなことを思いながら俺が背後から机を覗くと、

sonae.jpg

 ――多分。いや、絶対に「俺とあかね」の絵がそこにあった。
 幼稚園児の方が遥かに上手い、いや斬新なタッチでやや抽象的に描かれていたこれは何だ? そんなことを俺が思っていると、

「色? 違うなあ。あ、首がちょっと離れてるところ……って、乱馬! いつから見てたのよ」
 そんな俺に気が付いたあかねが叫んだ。
「ついさっきだけど。ていうか、それ何だよ」
「ああ、これ? 休み時間、さゆり達と想像力ゲームをしたときに描いたんだけど、みんながなんかニヤニヤと笑うのよ。そんなに似てないかなあ」
 あかねは口を尖らせながらそう呟く。

 想像力ゲームと言うのは、相手が出したお題の絵を描いていかに実物に近いかというのを競うものらしいが、さゆりが出した「乱馬とあかね」というお題について、あかねにしてみれば自信作だったらしいが、描いてみたら何故かみんながニヤニヤと笑うらしく、

「ねえ、何がおかしいのかしら。あたしはともかく、乱馬なんてソックリなのに」
「おい」
「リアルな身長差かなあ? それとも表情?」

 制服の色を足してみたり、表情をちょっと笑顔にしてみたり。あかねは眉をひそめながら自信作に手を入れている。
 俺は机の側のベッドに横たわりながら、しばらくはそんなあかねを眺めることにした。

 ――みんなが笑ったのはさ、あかね。お題で描かれていた俺達が、想像の中だというのにしっかりと手を繋いでいるってところだと思うんだ。しかもお前、そこについては「それが普通、いつも通り」と思い込んでるから、修正箇所が全くずれてるし。
 でも、まあ――

「可愛い奴」
「何よ、何か言った?」
「別に」

 あかねはいつか、気付くのか? よし、想像してみよう。あかねがそれに気付いた時、どんな反応をするか。
 そこから今度は俺のゲームがスタートした。
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